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シックハウス問題について

新築の建物やリニューアル直後の建物において、その建物を利用する人が「目がチカチカする」「めまいや吐き気がする」などの体調不良を訴えることがあります。このような症状は「シックハウス症候群」と呼ばれており、建物や内装・設備、家具・什器・備品、日用品、タバコなど、さまざまなものから放散される化学物質もその原因の一つと考えられています。
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オープン教室の音響性能

教室で支障なく学習活動を行うためには、隣り合った教室間の遮音性能を確保することは基本的に必要な条件です。しかし、近年増加しているオープンプラン型の教室では空間が連続しているため音がよく伝わってしまうことは避けられず、教室間の遮音性能として必要といわれている規準を満たすことはほぼ不可能という矛盾をかかえています。クラス間の音響的な干渉を低減するためには、運用面での工夫が不可欠ですが、同時に設計者はこの音の問題を十分に認識し、少しでも改善する必要があります。

一口にオープン教室といっても、教室の配置のしかたや仕上げの条件はさまざまですが、伝搬する音を低減するためにはどのような工夫をすればよいのでしょうか。ここでは、教室の建築的条件と音響性能との関係についてみてみましょう。

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