日本の学校を考える最近の3冊
日本の学校について論じた最近の本を3冊まとめて紹介します。それぞれの著者の立場や視点、取り上げるトピックは大きく異なりますが、学校の守備範囲が広くなりすぎているという問題意識は共通しています。
- 『欲ばり過ぎるニッポンの教育』(苅谷剛彦+増田ユリヤ、講談社現代新書)
- 『学校は誰のものか-学習者主権をめざして』(戸田忠雄、講談社現代新書)
- 『変えよう!日本の学校システム-教育に競争はいらない』(古山明男、平凡社)
学校づくり応援団は現在活動休止中です。ご了承ください。
日本の学校について論じた最近の本を3冊まとめて紹介します。それぞれの著者の立場や視点、取り上げるトピックは大きく異なりますが、学校の守備範囲が広くなりすぎているという問題意識は共通しています。
インタビュー風景。後ろの100年前に建てられた校舎の中には現代的な教室が。
去る9月1日から10日まで、学校づくり応援団の伊藤、上野の両名でデンマークの学校建築の調査に行ってきました。これは文部科学省・科学研究費の助成を受けた研究の一環で、既存校舎の教室を現代的な教育に合わせてどのように改修・運用しているかを調べました。
個人重視・生徒主体の学習のような新しい教育方法を定着させるために、教室空間の使い方を含めた授業開発と評価、研修に専従する「教育アドバイザー」をスカウトした学校がありました。
コアネット教育総合研究所 発行の私学マネジメントレビュー第25号にて、『「納得のいく校舎づくり」そのために考えるべきこと』と題した記事の執筆を、学校づくり応援団が行いました。
学校・教育施設展2007が終了しました。
今年も多くの方にお越しいただきありがとうございました。
昨年に引き続き、学校・教育施設展2007へ出展いたします。
「学校づくりのプロセス」と題したブースでの展示と、特別講演会のうち、4つの講演をコーディネートしています。
展示内容は下記を予定しています。
学校をつくりたい、改築したいのだが、具体的にどうすればよいかわからない、どのような事例や方法があるのか知らない、調べるのにどこを探せばよいかわからないなど、様々な質問や相談に対し、私たちがもつ経験や専門知識、人的ネットワークを提供し、よい学校をつくりたいという思いを応援します。1年間の活動内容や寄せられた質問・相談の一部をパネルやスライド等を使って紹介します。開催日時は2007年11月14日(水)~16日(金)です。